商王朝 王名対比表(『史記』と甲骨文)

商王朝は甲骨文字の発見によってその実在が明らかになりました。
しかし甲骨文に残された王の名が史書と一致しないこともあります。
そこで、『史記』と甲骨文の対比表を作りました。
史記』は「三代世表」の記述によります。
甲骨文は中国国際広播出版社の『夏商史話』および『古本竹書紀年輯証』を参考にしました。
 
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「祖」の文字は、甲骨文においては多くの場合「且」と書かれますが、ややこしいので「祖」に統一しました。
「報丁」「報乙」「報丙」の順序は『史記』と甲骨文で異なります。現在では甲骨文の順序(報乙→報丙→報丁)とするのが主流だと思いますが、通史本編および年表では『史記』の順序に従いました。