2016-04-26から1日間の記事一覧

第二十九回 晋恵公が群臣を誅し、管夷吾が相を論じる(後編)

*今回は『東周列国志』第二十九回後編です。 家にいた共華は丕鄭父等の計画が漏れて誅殺されたと知り、すぐに家廟を拝して別れを告げ、朝廷に行こうとしました。弟の共賜が言いました「行けば必ず死にます。なぜ逃げないのですか?」 共華が言いました「丕大…

第二十九回 晋恵公が群臣を誅し、管夷吾が相を論じる(中編)

*今回は『東周列国志』第二十九回中編です。 丕鄭父と秦の大夫・冷至が晋に入りました。冷至は聘問のための礼幣を数車に載せて運んでいます。 一行が絳(晋都)の郊外に来た時、里克が殺されたと聞きました。丕鄭父は警戒して秦国に引き返そうとしましたが、…

第二十九回 晋恵公が群臣を誅し、管夷吾が相を論じる(前編)

第二十九回 晋恵公が群臣を大いに誅し、管夷吾が病榻で相を論じる 晋恵公大誅群臣 管夷吾病榻論相 *今回は『東周列国志』第二十九回前編です。 本来、里克の考えでは公子・重耳を迎え入れるつもりでしたが、重耳がそれを辞退し、夷吾が重賂を使って帰国を求…