2015-12-14から1日間の記事一覧

第十八回 曹沫が斉侯を脅迫し、桓公が甯戚を爵す(前編)

第十八回 曹沫が剣を手にして斉侯を脅迫し、桓公が火を挙げて甯戚を爵す 曹沫手剣劫斉侯 桓公挙火爵甯戚 *今回は『東周列国志』第十八回前編です。 周釐王元年春正月、斉桓公が設朝(国君が群臣の意見を聞いて政治を行うこと。一年の政治を始めること)しま…

春秋時代226 東周景王(四十八) 衛の内争 前522年(2)

今回は東周景王二十三年六月の続きからです。 [五] 衛霊公の兄・公孟縶は斉豹(斉悪の子)を軽視していたため、司寇の官と鄄邑を奪いましたが、斉豹の力が必要になると官や邑を返して利用しました。事が終わるとまた官と邑を取り上げるということが繰り返さ…