2016-08-12から1日間の記事一覧

第九十回 蘇秦が六国の相となり、張儀が秦邦に向かう(四)

*今回は『東周列国志』第九十回その四です。 この頃、秦恵文王は蘇秦を失ったことを後悔していました。 左右の者が張儀を薦めたため、すぐに招いて客卿に任命し、諸侯の事を謀るようになります。 それを見届けて賈舍人が別れを告げました。 張儀が涙を流し…

第九十回 蘇秦が六国の相となり、張儀が秦邦に向かう(三)

*今回は『東周列国志』第九十回その三です。 賈舍人が魏に入った時は張儀が魏に戻って半年が経っていました。 張儀は蘇秦が趙で遊説して意を得たと聞いていたため、訪問してみようと思っています。門を出た時にちょうど賈舍人が門外で車を止めて休んでいま…

第九十回 蘇秦が六国の相となり、張儀が秦邦に向かう(二)

*今回は『東周列国志』第九十回その二です。 この時、趙の奉陽君・趙成は既に死んでいました。 趙粛侯は燕国が客を送って来たと聞き、階段を降りて迎え入れ、「上客がはるばる遠くから足を運ばれましたが、私に何を教えてくださるのでしょうか?」と問いま…

第九十回 蘇秦が六国の相となり、張儀が秦邦に向かう(一)

第九十回 蘇秦が合従して六国の相となり、張儀が激発されて秦邦に向かう (蘇秦合従相六国 張儀被激往秦邦) *今回は『東周列国志』第九十回その一です。 蘇秦と張儀が鬼谷に別れを告げて山を下りてから、張儀は魏国に向かい、蘇秦は洛陽の家に帰りました。…