2015-09-26から1日間の記事一覧

第六回 衛石碏が大義滅親し、鄭荘公が宋を討つ(後編)

*『東周列国志』第六回の後編です。 この頃、周桓王は鄭伯から政権を奪って虢公・忌父に代えようとしていました。しかし周公・黒肩が強く諫めたため、忌父を右卿士に任命して政治を行わせ、鄭伯には左卿士という虚名を与えました。 それを知った鄭荘公が笑…

春秋時代205 東周景王(二十七) 陳滅亡 前534年

今回は東周景王十一年です。 景王十一年 前534年 丁卯 [一] 春、晋の魏楡で石が話をしたという情報がありました。 晋平公が師曠に「石がなぜ話をしたのだ?」と問うと、師曠はこう答えました「石は話ができません。何かが憑依したか、そうでなければ民が聞き…