2015-10-28から1日間の記事一覧

第十一回 宋が賄賂を貪り、祭足が主を逐う(中編)

*『東周列国志』第十一回中編です。 宋荘公は魯侯が怒っていると聞いて歓好の関係が長く続かないと判断ました。また、斉侯には子突(鄭霊公)を援ける気がないと知ります。そこで、公子・游を斉に送って友好関係を結び、子突が徳に背いた事を訴えてこう伝え…

春秋時代217 東周景王(三十九) 叔向と叔魚 前528年

今回は東周景王十七年です。 景王十七年 前528年 癸酉 [一] 春、魯の季叔意如が晋から帰国しました。 [二] 魯の南蒯が費邑で挙兵した時(東周景王十五年・前530年参照)、費の官吏に協力を求めて盟を結ぼうとしました。しかし司徒(季氏の小司徒。一説では老…