2016-05-16から1日間の記事一覧

戦国時代46 東周顕王(十四) 孟子 前336~335年

今回は東周顕王三十三年と三十四年です。 顕王三十三年 前336年 乙酉 [一] 宋の太丘(地名)の社(土地神の社)が崩れました(東周顕王四十二年・前327年に再述します)。 [二] 『史記・周本紀』『秦本紀』にはこの年に周顕王が秦恵王(実際はまだ王を称して…

第四十一回 連谷城で子玉が自殺し、践土壇で晋侯が盟を主す(後編)

*今回は『東周列国志』第四十一回後編です。 晋の大軍が衡雍に営寨を築きました。 文公は狐毛と狐偃に晋の兵を率いて践土の王宮を築造させ、同時に欒枝を鄭城に送って鄭伯と盟を結ばせました。 鄭伯も自ら衡雍を訪れて致餼(物資を提供すること)・謝罪した…

第四十一回 連谷城で子玉が自殺し、践土壇で晋侯が盟を主す(中編)

*今回は『東周列国志』第四十一回中編です。 晋文公は楚師を破ってから本営を楚の大寨に移しました。 寨内には楚軍の大量な糧草が残されています。晋の各軍はそれを消費し、戯れてこう言いました「これは楚人が我々を館穀(住む場所と食糧を提供すること。…

第四十一回 連谷城で子玉が自殺し、践土壇で晋侯が盟を主す(前編)

第四十一回 連谷城で子玉が自殺し、践土壇で晋侯が盟を主す (連谷城子玉自殺 践土壇晋侯主盟) *今回は『東周列国志』第四十一回前編です。 楚将・鬥越椒と小将軍・成大心は祁瞞を追撃せず晋の中軍に殺到しました。 越椒は風にはためく大将旗を見つけると…